10日午後1時20分ごろ、兵庫県伊丹市中央6のテナントビルで、解体作業中の40代の男性作業員が、かごが取り外されたエレベーターの空間の1階部分で倒れているのを別の作業員が見つけた。病院に運ばれたが、死亡が確認された。
県警伊丹署によると、男性はビル7階のエレベーターホール周辺で空調設備の撤去などを行っていた。エレベーターは人が乗るかごが取り外され、扉は開いた状態だった。1階にいた作業員が大きな物音に気付き、男性を発見したという。同署は作業中に誤って転落した可能性もあるとみて、身元の確認などを進めている。