【ロンドン共同】34年ぶりとなる大相撲のロンドン公演(15~19日)に向け、横綱豊昇龍や小結高安ら一行が12日、ロンドンのヒースロー空港に到着した。出迎えたファンからの歓声を受けた豊昇龍は「びっくりした。寝ていたから、あっという間に着いた。(体調は)いい感じです」と柔和な表情を浮かべた。
公演では土俵入りや幕内力士による取組を披露し、5日間の成績で優勝を争う。元大関の高安は「たくさんの方が待っていてくれて、温かい気持ちになった」と感謝した。相撲協会一行は全体で約120人。2組に分かれて日本から移動し、横綱大の里らは11日にロンドン入りした。