【ワシントン共同】米太平洋艦隊は26日、米海軍のMH60Rヘリコプター1機とFA18戦闘攻撃機1機が南シナ海で現地時間の同日午後にそれぞれ墜落したとX(旧ツイッター)で発表した。ヘリの乗員3人と戦闘機の乗員2人の計5人が救出され、全員の容体は安定しているという。原因は「調査中」だとしている。
太平洋艦隊によると、両機はいずれも原子力空母ニミッツから通常任務を行っていた。ヘリは現地時間26日午後2時45分ごろに墜落。戦闘機は、約30分後の午後3時15分に墜落した。
米メディアによると、ニミッツはイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する作戦のため中東に派遣され、米国の海軍基地に戻る途中だったという。
海上での米軍機事故では、紅海に展開していた原子力空母ハリー・トルーマンで今年4月、格納庫でけん引中だった1機のFA18が海中に転落、1人が軽いけがをした。

























