長野県松本市の私立・松本国際高の野球部で、保護者から集めた多額の部費などが使途不明となっていることが27日、部関係者への取材で分かった。部関係者は2千万円程度が不明とし、業務上横領の疑いがあるとして、口座を管理していた元監督の男性(56)に対する告発状を近く、県警に提出する方針を固めた。男性は27日、共同通信に「(着服は)絶対にあり得ない」と否定した。
男性は数年前まで監督を務め、部のゼネラルマネジャーとして昨年度、口座を管理。部関係者によると、部員は毎年70人前後おり、単年度に部費など2千万円程度の収入がある。

























