【クアラルンプール共同】日米中韓ロなどと東南アジア諸国連合(ASEAN)は1日、マレーシアの首都クアラルンプールで拡大国防相会議を開催した。中国とASEANの一部加盟国が領有権を巡って対立し、緊張が続く南シナ海情勢を討議した。
小泉進次郎防衛相やヘグセス米国防長官、中国の董軍国防相らが出席し、防衛分野でのサイバー攻撃への対応や人工知能(AI)の活用、食料安全保障も議題になった。
議長国マレーシアのカレド国防相は会議冒頭「地域が平和で自由、中立であり、戦略的競争の舞台ではないことを明確に表明する機会だ」と会議の意義を強調した。

























