トランプ米大統領が核兵器の実験を指示したことを受け、広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)などは1日、広島市の原爆ドーム前で抗議集会を開いた。「被爆地ヒロシマは許さない」と書かれた垂れ幕を前に約80人が集まり、怒りの声を上げた。
県被団協理事長の佐久間邦彦さん(81)はマイクを握り「一歩間違うと核戦争が起きるかもしれない世界情勢の中で、トランプ氏の表明は異常だ。人類を滅ぼす核兵器は廃絶以外にない」と強調。高市早苗首相に対し、唯一の戦争被爆国として米国に抗議するよう求めた。
抗議集会は県被団協と原水爆禁止広島県協議会(県原水協)が開いた。

























