【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ガーディアンズのエマニュエル・クラセ(27)、ルイス・オルティス(26)両投手が野球賭博に不正に関与したとして、通信詐欺などの疑いで訴追されたと9日、スポーツ専門局ESPNが伝えた。賭けが的中するように意図的にボール球を投げるなどし、見返りに金銭を受け取っていたという。
クラセ容疑者は2023年5月には不正を始め、オルティス容疑者は今年6月に加わったとされる。賭けの参加者は少なくとも45万ドルの利益を得ていたという。
大リーグ機構は7月に賭博の不正を監視する会社からオルティス容疑者に疑わしい投球があったとの警告を受けて調査を開始。両容疑者はともに「懲戒処分ではない有給の休職」となっていた。
クラセ容疑者は最優秀救援投手賞を2度受賞したメジャーを代表する抑え。オルティス容疑者は先発で今季は16試合に投げ、4勝を挙げた。
米プロスポーツでは10月にNBA、ヒートの選手が賭博に不正に関わったとして起訴されるなど近年、賭博に関連した摘発が相次いでいる。
























