国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士油井亀美也さん(55)と、長野県川上村の村民らが交信するイベントが17日、母校の村立川上中で開かれた。
小中学生ら約700人が参加。同県南牧村の国立天文台野辺山宇宙電波観測所の西村淳所長が宇宙の仕組みを解説し「行けるところは宇宙飛行士が調べ、行けないところは天文学者が調べる」と話した。
油井さんは川上村出身で、航空自衛隊の元パイロット。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入った後、2015年7~12月にISSに滞在した。25年8月からの2回目の滞在で、創薬や新素材の開発などに役立つ科学実験に取り組んでいる。
























