北海道で2023年、自転車ロードレース「ツール・ド・北海道」に出場した男子大学生が車と衝突して亡くなった事故で、道警が、大会を主催したツール・ド・北海道協会の理事長ら男性3人を業務上過失致死の疑いで近く書類送検する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。起訴を求める厳重処分の意見を付けるとみられる。
事故は23年9月8日に上富良野町の道道で発生。捜査関係者によると、理事長らはコースの安全管理対策を怠り、東京都の大学4年五十嵐洸太さん=当時(21)=が片側1車線のカーブで対向車線にはみ出した際に乗用車と正面衝突させ、死亡させた疑いがある。
























