捜査当局者の近くで後ずさりするアレックス・プレッティさん(左)=24日、米ミネアポリス(ロイター=共同)
 捜査当局者の近くで後ずさりするアレックス・プレッティさん(左)=24日、米ミネアポリス(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで24日、移民を取り締まる連邦政府の捜査官が、抗議活動中だったとみられる男性を射殺した事件で、米メディアは25日、当時の映像を基に、捜査官が男性の銃を直前に奪っていたと報じた。移民捜査当局は男性が銃を所持して激しく抵抗したため発砲したと主張しているが、男性は銃を手にしていなかったとされ、米メディアは矛盾を指摘している。

 射殺されたのは地元在住の米市民、アレックス・プレッティさん(37)。退役軍人病院の集中治療室に勤務する看護師だった。

 移民取り締まりを管轄する国土安全保障省は、プレッティさんが銃を所持して激しく抵抗したため「正当防衛で発砲した」と主張している。

 映像によると、複数の捜査官が催涙スプレーを発射し、プレッティさんを地面に押さえつけた。ワシントン・ポスト紙によると、射殺前に捜査官はプレッティさんの腰のケースから銃を奪った。プレッティさんは銃所持の許可を持っていたという。