【リビウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、2026年の国家予算案に署名した。国防、安全保障関連費は約2兆8千億フリブニャ(約10兆3千億円)で国内総生産(GDP)の約27%に当たる。ウクライナメディアによると、歳入は約2兆9千億フリブニャ、歳出は約4兆8千億フリブニャを見込む。

 ロイター通信によると、財政赤字はGDPの18・5%に上る見込みだが、財源確保は難航。ウクライナ政府は、欧州によるロシアの凍結資産を活用したウクライナへの融資を期待している。