北海道鶴居村など4市町村にまたがる釧路湿原国立公園を巡り、鶴居村議会で11日、隣接民有地の購入費を含む補正予算が全会一致で可決、成立した。民有地では民間企業による大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画が一時浮上した経緯があり、周辺の景観を守るため今後の建設を阻止することが狙い。
村によると、民有地は約7・5ヘクタールで、購入費の予算は150万円。全国からの寄付も充てるなどして計300万円で取得する方向で、土地所有者と交渉を続けている。
村は国の特別天然記念物タンチョウの生息地として有名で、撮影スポットの橋からタンチョウを撮ると、この民有地が背景となる。
























