皇居・東御苑の総入園者数が11日、1968年の開園から4千万人に到達した。宮内庁によると、年間入園者数は新型コロナウイルス禍前の水準に戻り、今年は10日時点で約207万人に上る。インバウンド(訪日客)の増加が顕著で、昨年から外国人比率が5割を超えている。
4千万人目は、東京都品川区の主婦山田裕美子さん(50)で、宮内庁の古賀浩史管理部長から記念品として天皇、皇后両陛下のDVDや皇居の絵はがき、東御苑のガイドブックが贈られた。山田さんは「新鮮な空気を吸いたいと思って来た。自然もある都会のオアシスで気持ちの良い場所」と魅力を語った。
東御苑は、皇居東側にある庭園で一般に公開されている。
























