サクラクレパス(大阪市)は11日、海外のイベントで子会社が生成AIを利用して制作したポスターを展示していたと発表した。自社のロゴや、商品のイラストが実際のデザインと異なっていた。交流サイト(SNS)では、クリエーターを顧客とする画材メーカーが生成AIを使用したことへの批判もあり、同社はホームページ上で「不快な思いをおかけした」と謝罪した。
ポスターは販売子会社が制作し、スペインのバルセロナで開催された漫画のイベントで展示された。子会社にはポスターの使用停止と撤去を要請したという。
サクラクレパスは「グループ全体で再発防止に向けてチェック体制を強化する」としている。
























