スノーボードW杯ハーフパイプ開幕戦の男子決勝でエアを決める平野歩夢=12日、中国の張家口・密苑(共同)
 スノーボードW杯ハーフパイプ開幕戦の男子決勝でエアを決める平野歩夢=12日、中国の張家口・密苑(共同)

 【張家口共同】スノーボード男子ハーフパイプで北京冬季五輪覇者の平野歩夢が12日、中国の張家口・密苑で行われたワールドカップ(W杯)の今季開幕戦で優勝し、全日本スキー連盟が定めるミラノ・コルティナ五輪派遣基準を満たして、4大会連続の五輪代表入りを確実とした。

 前週の「ザ・スノーリーグ」に続き、今季の主要大会2連勝。2連覇が懸かる五輪イヤーで絶好の滑り出しを見せた。

 2位に戸塚優斗、3位にW杯3季連続種目別制覇中の平野流佳が入り、日本勢が表彰台を独占。平野流も2大会連続の五輪代表入りが確実となるなど、メダル獲得が期待される種目で、大事なシーズンの序盤から大きく弾みをつけた。