東大は13日までに、明治期の学術調査などで収集したとみられる沖縄県由来の人骨を保管していると発表した。頭骨31点などで、収集場所は沖縄本島の那覇市、中城村、今帰仁村、石垣島や与那国島もあった。市町村不明の分も含まれる。
東大によると、文献記録や関係自治体から提供された情報に基づき、判明した。関東大震災や第2次大戦で収集に関する記録が失われたケースもあり「この点、大変遺憾に思っている」としている。
頭骨のうち、中城村の18点は1904年に収集したとみられる。村教育委員会からの情報を踏まえ、14世紀後半~近世・近代の古墓群から見つかった可能性があるという。
























