【ロンドン共同】ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏(58)の広報担当者は17日、同氏の容体が「良好だ」とX(旧ツイッター)で発表した。マチャド氏は同国を脱出し、ノルウェー・オスロに着くまでの移動中に負傷した。広報担当者はマチャド氏が「オスロにはもういない」としたが、居場所は明らかにしなかった。

 ノルウェーのストーレ首相も米ブルームバーグ通信の取材に、マチャド氏は既に出国したと語った。今後の動向などについては言及しなかったが、マチャド氏は欧米諸国を回って支持を訴えるとみられている。