沖縄県は19日、宮古空港(同県宮古島市)の滑走路周辺の立ち入り制限区域で、米国製と英国製の計3発の不発弾が見つかったと発表した。太平洋戦争中に投下されたとみられる。2発は陸上自衛隊が回収。残り1発は爆発の恐れはなく、17日に確認された1発とともに、陸自の不発弾処理隊が今後撤去する。航空機の運航に影響はない。

 今回の3発は、長さ55センチと45センチの米国製2発と、長さ115センチの英国製1発で、いずれも地中から見つかった。18日に磁気探査業者が「爆弾らしき物が見つかった」と連絡。19日に陸自が不発弾と確認し、英国製は土のうで現場保存した。宮古空港は旧日本海軍の飛行場があった場所にある。