村上宗隆
 村上宗隆

 【ニューヨーク共同】プロ野球ヤクルトからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)がホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億7200万円)の契約で合意したと21日、スポーツ専門局ESPNが伝えた。

 村上は2018年に熊本・九州学院高からドラフト1位でヤクルト入り。レギュラーに定着した2年目に新人王を受賞した。22年には打率3割1分8厘、56本塁打、134打点で史上最年少の三冠王を獲得。チームをセ・リーグ2連覇に導き、2年連続で最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 日本代表として21年の東京五輪での金メダル、23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝に貢献。今季は上半身の負傷で56試合出場にとどまったが、リーグ3位の22本塁打を放った。