京都府警は25日までに、警察署の業務用端末で他人の個人情報を不正に閲覧して知人男性に漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、南署の20代男性巡査長を書類送検し、本部長訓戒の処分にした。いずれも11日付。
書類送検容疑は昨年10月、南署の端末で、他人の運転免許証に登録された住所の行政区や犯歴の有無などを閲覧し、知人に漏らした疑い。漏えいの理由について府警は「巡査長が知人から相談を受けた」と説明、詳しくは明らかにしていない。知人以外への流出や悪用は確認されていないという。
端末は権限のない職員でも照会できる状態だった。
























