国土交通省は26日、2024年度に全国で発生した道路陥没は9866件、23年度は1万2209件だったと発表した。側溝や下水管の損傷、腐食が要因のケースが多かった。公表済みの22年度は1万548件。今年1月の埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえ、件数の合計に加えて都道府県別の内訳も初めて公表した。
24年度は北海道が最多の1068件。次いで新潟が922件、愛知が533件。最少は山梨(6件)で、岐阜(16件)、沖縄(24件)も少なかった。都道府県内の道路延長などが件数に関係しているとみられる。
陥没の要因は、側溝などの道路排水施設が3583件で最も多く、36%を占めた。
























