千葉県成田市の成田山新勝寺で28日、1年間に納められたお札を燃やし、御利益に感謝する年末恒例の「納め札お焚き上げ」が行われた。読経が響く中、山伏姿の僧侶15人ほどがお札約3万枚を火柱に次々と投げ入れた。参拝者は手を合わせ、燃える様子を見つめた。
新勝寺によると、本尊の不動明王の分身とされるお札を「智慧の火炎」と呼ばれる炎に返し、1年間の加護への謝意を表す行事。
東京都葛飾区から初めて訪れたパートの女性(73)は「厳かな雰囲気で心が洗われるようだった。来年も笑顔で暮らせるよう祈った」。千葉県木更津市の小学2年生(7)は「今年は学校の勉強を頑張った。来年は習い事のサッカーも頑張りたい」と話した。
























