2025年の全国の交通事故死者数は前年より116人(4・4%)減の2547人で、統計が残る1948年以降で最も少なかったことが6日、警察庁の集計で分かった。65歳以上の高齢者は1423人で、全体の55・9%を占めた。事故件数は28万7236件(3659件減)、負傷者数は33万8294人(6101人減)だった。
死者は1970年の1万6765人が最多で、96年以降は1万人を下回り、減少傾向が続いている。政府は2021~25年度の交通安全基本計画で、25年までに死者数を2千人以下にすると掲げていたが、目標は達成できなかった。
赤間二郎国家公安委員長は「目標は残念ながら達成できなかった。交通安全教育の充実、飲酒運転やながらスマホなど悪質・危険な交通違反の取り締まりなどを強力に推進するよう警察を指導していく」とのコメントを発表した。
25年の都道府県別の死者数は、神奈川が139人で最多となり、東京134人、北海道129人と続いた。鳥取と島根がそれぞれ17人で最少だった。























