記者会見する自民党の鈴木幹事長=6日午前、東京・永田町の党本部
 記者会見する自民党の鈴木幹事長=6日午前、東京・永田町の党本部

 自民党の鈴木俊一幹事長は6日の記者会見で、国民民主党に対し、日本維新の会との連立政権に加わるよう呼びかけた。与党会派が衆院で過半数に達する一方、参院では少数の状況を踏まえ「政治の安定を取り戻すために国民の協力をいただきたい。3党連立の形になれば、政治の安定が確立される」と述べた。国民が支援を受ける連合は連立入りを容認しないとしている。

 鈴木氏は、自民と国民が昨年末、所得税が生じる「年収の壁」引き上げで合意し、国民が2026年度予算案の成立に協力する方針を示した経緯に言及。「双方の信頼関係が積み上がってきた」と強調した。

 米国によるベネズエラ攻撃に触れ「不確実性があり、いま求められるものは政治の安定だ」と主張。3党連立を進めるに当たり「維新とも十分に意思疎通をする」と説明した。

 高市早苗首相は5日の会見で政権運営に関し「維新との連立合意を基礎としつつ、国民をはじめとする野党にも協力を呼びかけていく」と語った。

 国民の玉木代表は4日の会見で「以前と比べれば信頼関係は醸成された」と述べた。