日本維新の会に所属する大阪府の吉村洋文知事と大阪市の横山英幸市長が、次期衆院選に合わせた出直しダブル選に臨むとの意向を受け、各党は14日、維新が踏み切った場合の対応について検討に入った。同日選とする場合、告示は最速で22日。対抗馬擁立を模索する動きもある一方で「独りよがりの独り相撲だ」(自民党府連幹部)と批判も相次ぐ。
公明党大阪府本部は、ダブル選の意向を踏まえて14日に予定していた定例会合を急きょ中止。選挙戦略の練り直しに入った。府本部役員は、維新が掲げる大阪都構想の信を問う手続きとしては唐突すぎるとの認識を示し「民意を問うたと言えるのか」と憤る。
維新と連立政権を組む自民府連は対応に苦慮する。「高市早苗首相率いる政党か、それ以外か」(幹部)を争点に衆院選を戦うはずが、都構想の是非という構図に塗り替えられかねないためだ。関係者は「静観する以外にない、という話になっている」と明かす。
共産党は「維新だけではない道を示したい」(大阪府委員会関係者)として、候補者擁立に向けた検討を急ぐ。























