高市早苗首相の突然の衆院解散表明で始まった総選挙。真冬の北海道では、解散表明から公示までの期間の短さや雪の影響で、ポスター掲示板の設置数は昨年7月の参院選から大幅に減少した。各候補者は氷点下の強烈な寒さと積雪による場所不足から街頭演説を減らさざるを得ず、ある陣営関係者は「訴えがなかなか伝わりにくい」と苦労を口にした。
札幌市選挙管理委員会によると、市内で公示日までに設置したポスター掲示板は、昨夏の参院選時の2212カ所から約6割減となる763カ所。主な設置場所の公園は除雪後の雪置き場となり、準備期間も足りず激減を余儀なくされた。
市民からは「(ポスターは)どこにあるのか。雪が道路脇に高く積み上がり、車から見えない」との不満の声が寄せられたという。北海道選管によると、小樽市では約8割減の43カ所になるなど、道内全体で約2割減の1万14カ所となった。
先月25日には札幌市で4年ぶりに積雪が1メートルを超え、各候補者は屋内での演説を増やすなど選挙戦にも影響した。大雪で道幅は狭まり、選挙カーは通るのがやっとだった。























