ヤマハ発動機は25日、2026年春闘で月額1万9400円の賃上げを求めた労働組合側に満額回答した。賃上げ率は約5・3%。業績低下で昨年実績より0・7カ月少なかった年間ボーナス(一時金)5・3カ月分の要求も受け入れた。
労組側の要求提出後に初めて開いた労使交渉で妥結した。複数回協議するのが通例だが、異例の早期決着となった。残り3回の話し合いは労働環境の改善をテーマにする。
賃上げの内訳は、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)が1万3千円で、定期昇給分が6400円。年間休日を1日増やして122日にする。
経営側は「組合員の頑張りに応え、賃上げのトレンドを止めないという社会的責任を勘案した」とコメントした。

























