新潟県の東京電力柏崎刈羽原発6号機=2月(代表撮影)
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発6号機=2月(代表撮影)

 東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で漏電を知らせる警報が作動して発送電を停止させた問題で、東電は破損した部品の交換を終え、22日に発送電を再開した。4月の営業運転開始を見込み、近く最終検査の日程を原子力規制委員会に申請する。

 東電によると、破損したのは発電機とアースをつなぐ「接地導体」という棒状の金属部品。発電機の振動で金属疲労が蓄積して付け根付近が破断した。揺れが増幅する共振を防ぐため、従来より短いものに交換する対策を講じた。東電は22日午前10時半にタービンを起動し、午後2時に発電機を送電網につないだ。

 6号機は試運転中だった今月12日、発電機から電気が地面にわずかに漏れているとの警報が作動し、14日に発送電を停止。18日に予定していた営業運転開始を延期した。調査の結果、実際は漏電しておらず、接地導体の破損が警報の原因だと分かった。