米イスラエルの攻撃で損傷した建物=15日、イラン首都テヘラン(AP=共同)
 米イスラエルの攻撃で損傷した建物=15日、イラン首都テヘラン(AP=共同)

 【イスタンブール、カイロ共同】イラン保健省は21日、米イスラエルの攻撃による負傷者が約2万1千人になったと発表した。死者は首都テヘランと南部ホルムズガン州の犠牲者が最も多いとしたが、総数は言及しなかった。中東の衛星テレビ、アルジャジーラはこれまでに1444人が死亡したと報じている。

 イスラエルのメディアは21日、南部ディモナにイランのミサイル攻撃があり、数十人が負傷したと報じた。イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設などが攻撃を受けたことに対する報復として、ディモナ原子力センターを標的にした可能性がある。

 米イスラエルは21日もイラン各地への爆撃を続行。イスラエル軍はテヘランにあるイラン革命防衛隊の弾道ミサイル関連施設を空爆し、ミサイル部品の製造能力を著しく低下させたと主張した。

 イラン軍事筋はタスニム通信に対し、米軍がイランの石油積み出し拠点カーグ島の占領などに踏み切れば、イエメン沖のバベルマンデブ海峡や紅海など他の海域の不安定化も「選択肢になる」と警告した。