【モスクワ共同】モスクワの軍事裁判所は10日、2013年から24年まで国防次官を務めたパベル・ポポフ被告(69)に、収賄や詐欺などの罪で懲役19年と罰金8500万ルーブル(約1億7500万円)の実刑判決を言い渡した。罰金とは別に4560万ルーブルの資産没収のほか、陸軍大将階級や国家勲章の剥奪も決めた。タス通信などが報じた。

 ポポフ被告は起訴事実を否認し、弁護士によると控訴する方針。同被告は、ショイグ安全保障会議書記が非常事態相や国防相を務めていた際に、通算で14年以上、次官として仕えた側近。

 ポポフ被告は21~24年にモスクワ郊外の軍備展示施設「愛国者公園」の開発・運営責任者を務め、2580万ルーブルの予算の横領に関与した罪などに問われた。