首相官邸で開かれた地域未来戦略に関する関係会議=24日午後
 首相官邸で開かれた地域未来戦略に関する関係会議=24日午後

 政府は24日、半導体や宇宙などの分野で企業の大規模投資を呼び込み、産業クラスター(集積)を全国各地で形成するための計画をまとめた。全国を10ブロックに分け、クラスターの形成に必要となるインフラの整備や人材育成などを政府が支援する。近く決定する「地域未来戦略」の柱とする。計画の実現に向けた数値目標をブロックごとに定める。

 計画は(1)ブロックごとに国が主導する「戦略産業計画」(2)都道府県が主導する「地域産業計画」(3)市区町村単位で取り組む「地場産業成長プラン」-で構成する。

 戦略産業計画は、半導体・人工知能(AI)、洋上風力発電などのGX(グリーントランスフォーメーション)、航空・宇宙、造船など高市政権が重点投資するとした「戦略17分野」が対象。

 北海道や関東、北陸、中部、九州など8ブロックが半導体関連の集積を目指す。東北や四国など7ブロックがGXの集積を推進。近畿、九州などは宇宙関連、中国と四国は瀬戸内海地域で盛んな造船の集積を進める。沖縄は医療・バイオなどを掲げた。