多くの日本企業で生成人工知能(AI)は期待を超える成果を出していない? 6カ国の企業調査でAIの効果が「期待を大きく上回った」と答えた割合は、日本が9%で最も低かった。コンサルティング会社などで構成するPwCジャパングループが発表した。業務の部分的な効率化に使われる傾向があり、事業全体の変革にAIを生かせるかどうかが今後の課題となりそうだ。

 調査は2~3月、売上高500億円以上の企業を対象に行い、生成AIの導入に関わる課長職以上の従業員に尋ねた。6カ国は日本と米国、英国、中国、ドイツ、韓国で計約3千人が回答した。

 AIを活用・推進している割合は6カ国とも90%前後だった。効果が「期待を大きく上回った」のは米国が38%で最も多く、英国が32%で続いた。中国、韓国、ドイツは10%台。「期待通り」と答えたのは日本が47%で、ほかの国は58~43%だった。