セルゲイ・イワノフ氏(ゲッティ=共同)
 セルゲイ・イワノフ氏(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】ロシア大統領府長官や第1副首相など要職を歴任し、プーチン大統領の最側近として知られたセルゲイ・イワノフ氏が死去した。73歳。名誉会長を務めたバスケットリーグが26日発表した。死因は明らかにされていない。2月、自身の申し出で大統領特別代表を解任され、高齢が理由とみられていた。一時はプーチン氏の後任との観測もあった。

 1953年、レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。レニングラード大を卒業。プーチン氏と同じ旧ソ連国家保安委員会(KGB)での勤務を経て、エリツィン時代末期の99年に安全保障会議書記に就任した。

 プーチン政権下で国防相、第1副首相などを歴任。2011~16年は大統領府長官を務めた。16年に環境や運輸問題に関する大統領特別代表に就任。政府高官として複数回、北方領土を訪れ日本政府が抗議した。