厚労省が入る合同庁舎=東京・霞が関
 厚労省が入る合同庁舎=東京・霞が関

 注意欠如多動症(ADHD)の治療薬「コンサータ」が国内で供給不足に陥っている問題を受け、厚生労働省は3日、原則禁止されている薬局間での在庫移動を、条件付きで認めると発表した。7月中旬をめどに始める。世界的な需要の高まりなどで国内販売元のヤンセンファーマが昨年9月から出荷を制限しており、不足中に限る特例措置だとしている。

 特例措置は、流通管理のシステムに登録された薬局間に限定する。コンサータの成分には覚醒剤と似た作用があり、日本では向精神薬で最も厳しく管理される「第1種」に分類される。医師や医療機関、薬局、患者は登録制で、薬局間の譲渡は禁止されている。