慶応大は8日、所属する教員が執筆した論文について、他の研究からの盗用を認定したと発表した。学内規則に基づき、教員に対し必要な措置を取ったという。教員の職位や研究分野、不正認定された論文の内容や処分の有無を含む措置などについて詳細は明らかにしていない。

 広報室は「教員のプライバシー保護や更生の可能性を考えた」と説明した。再発防止に向け「今回の事例を学内で共有する」とし、文部科学省にも伝えたという。

 慶大によると2024年9月、大学へ申し立てがあり調査を開始。執筆時に所属していた別の大学と共に調査委員会を設置し、盗用が疑われた研究や、教員の研究ノートなどを調べた。