大阪・関西万博で利用された電気自動車(EV)バスが、相次ぐ車両トラブルで使用停止となった問題で、大阪メトロは16日、河井英明会長が同日付で辞任したと発表した。バス購入を巡って多額の損失を出す事態となっており、事実上の引責辞任とみられる。
河井氏はバス購入時、社長を務めていた。今後は相談役に回る。この問題を巡り、メトロは社内でバス購入の経緯などを調査していた。
メトロは、北九州市のEVモーターズ・ジャパン社からバス190台を購入、万博の会場アクセスなどで使用していた。だが車両の不具合が相次ぎ、閉幕後の転用を断念。6月末に大阪市内の保管先からバスの撤去を完了した。
メトロは2026年3月期連結決算で67億円の特別損失を計上した。大阪市はEVバスを購入したメトロの100%株主で、購入経緯の検証と報告を求めていた。























