OTC類似薬の追加負担と対象外の主なケース
 OTC類似薬の追加負担と対象外の主なケース

 厚生労働省は5日、成分や効能が市販薬と似た「OTC類似薬」を処方された患者に追加負担を求める新制度で、対象から除外する条件などの取りまとめ案を有識者検討会で示した。入院患者や外来での手術に伴う処方薬は病状を問わず追加負担から除外する。がんや指定難病の患者も対象外とするが、関連のない症状で処方された場合は負担を求める。

 来年3月から、OTC類似薬を処方された患者の自己負担に薬剤費の25%を上乗せする制度が始まる。厚労省は今後、専門部会に諮り、患者団体から意見聴取するなどして今秋までに除外条件などを最終決定する。

 厚労省案によると、がん患者の場合、がんの主たる疾患や副作用の症状に関する薬は追加負担から除外する。一方、直接関係がない花粉症などの一般的な症状では負担を求める。