女性初の棋士資格獲得が懸かる第6期白玲戦7番勝負を前に、記者会見する西山朋佳白玲=5日午後、東京都渋谷区の将棋会館
 女性初の棋士資格獲得が懸かる第6期白玲戦7番勝負を前に、記者会見する西山朋佳白玲=5日午後、東京都渋谷区の将棋会館

 将棋の女流三冠、西山朋佳白玲(31)は5日、女性初の棋士資格獲得が懸かる第6期白玲戦7番勝負を前に東京都渋谷区の将棋会館で記者会見し「注目されているのは意識している。目の前の一局一局に集中したい」と話した。棋士資格を獲得した場合の権利行使については言及しなかった。

 白玲戦は福間香奈女流五冠(34)を挑戦者に迎えて22日に開幕。シリーズに向け「体力面や精神面も大事になる。気持ちを新たに挑んでいきたい」と意気込みを語った。

 日本将棋連盟は2025年、白玲戦を通算5期獲得すれば棋士に編入する制度を導入。西山白玲は通算4期で棋士資格獲得にあと1期に迫る。

 棋士になるには養成機関の奨励会を突破するか、編入試験に合格する必要があった。新制度は女流棋戦のみの活躍で棋士になれることから賛否両論があったが、通常総会で可決された。

 西山白玲は奨励会の最高段位三段まで昇段したが、21年に退会し女流棋士に転向。24~25年、棋士編入試験5番勝負に挑んだが2勝3敗で合格できなかった。