「よさこい祭り」で踊りを披露する制服姿の警察官ら=10日、高知市
 「よさこい祭り」で踊りを披露する制服姿の警察官ら=10日、高知市

 人口減少が進む中、警察が採用難を打開しようと模索中だ。高知県警は受験年齢の上限を全国で最も高い39歳に引き上げたほか、親しみやすさをアピールしようと夏の風物詩「よさこい祭り」で制服姿の警察官が踊りを披露。奈良県警は交流サイト(SNS)での情報発信に力を入れている。

 鳥取、島根の次に人口が少ない高知。2021年度は507人だった警察官採用の申し込みが24年度は317人に落ち込んだ。毎年70~80人の採用を目指す県警にとって、優秀な人材の確保が大きな課題になっている。

 応募の間口を広げようと、これまで35歳以下としてきた上限年齢を本年度から全ての受験区分で39歳に。職務経歴のある人には教養試験を免除する制度を導入したが、仮に社会人経験がなくても受験できる仕組みだ。

 民間企業で広く利用される「総合適性検査」で受験できる区分も始め、昨年は31人、今年は52人が申し込んだ。この区分では今年35歳以上の合格者も出ていて、担当者は「学歴や経験、年齢にかかわらず志を持つ多様な人に挑戦してほしい」と期待を寄せる。