日本で働いた後に出国した外国人が納めるべき住民税の2024年度分の滞納額割合が18・6%だったことが14日、関係者への取材で分かった。総務省が出国者の徴収漏れを調査した。滞納額割合は、日本人を含む出国者全体で見ると4・6%にとどまり、外国人の徴収漏れが目立った。
納税しないまま帰国すると、徴収できない事態になりうる。前年度分を6月から徴収する制度の周知が不十分で、帰国後に強制徴収する仕組みがないことが背景にあり、対策が求められそうだ。
昨年の国会でこの問題が指摘されたことを受け、総務省が全国の自治体を調べ、約1100が回答した。総務省は詳細を公表していないが、関係者によると、回答の集計で、24年度の納めるべき住民税が総額約5兆8196億円なのに対し、滞納額は約442億円。日本人を含む出国者全体では約234億円に対し滞納約11億円で、そのうち外国人の出国者は約52億円に対し滞納約10億円だった。
滞納人数は不明。答えていない自治体も多く、全自治体では滞納額割合が変わる可能性がある。
























