大阪市の繁華街・道頓堀のビル火災発生から1年となり、現場付近で手を合わせる人たち=18日午前
 大阪市の繁華街・道頓堀のビル火災発生から1年となり、現場付近で手を合わせる人たち=18日午前

 消防隊員2人が死亡した大阪市の繁華街・道頓堀のビル火災は18日で発生から1年となった。火災はたばこのポイ捨てが原因とみられ、ビル外壁の屋外広告を伝って延焼が拡大。室内で爆発的に燃焼する「バックドラフト」が起きた。この日、現場近くを同僚らが訪れて追悼し「二度と起こしてはならない」と誓った。

 現場ビル付近には献花台が設けられ、死亡した市消防局の消防司令森貴志さん(55)と消防士長友光成さん(22)=年齢、階級はいずれも当時=を悼み、同僚や各地の消防職員が花を手向けた。

 2人の上司で、当時一緒に活動した市消防局の50代男性はビルを見つめ「一生背負っていかなければならない。二度と起こしてはだめだ」と硬い表情だった。