【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は23日、イスラム組織ハマスに対し、パレスチナ自治区ガザからドローンやたこを飛ばすのを停止しなければ「関与した者への攻撃を強化する」と声明で警告した。地元メディアによると、週末にかけてガザから飛んできたとされる複数のたこがイスラエルとの境界で発見された。爆発物などは確認されなかったという。
ハマスは過去に爆発物を載せたたこを飛ばしていた経緯があり、境界に暮らすイスラエル住民は警戒を高めている。ネタニヤフ氏は声明で「停止しなければ、発射された地域から住民を退避させる措置を講じる」と述べた。10月に総選挙を控えるネタニヤフ氏は安全保障を重視する姿勢を示す必要があり、ガザで攻勢を強めるとの臆測も広がっている。
ハマス幹部は交流サイト(SNS)への投稿で、現在ガザの半分以上はイスラエル軍の支配下にあると指摘。「たこは子どものおもちゃに過ぎない。イスラエルはパレスチナ人への継続的な侵略を正当化しようとしている」と反発した。
イスラエル軍は昨年10月の停戦発効後もガザで散発的に攻撃を続けている。
























