【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで値下がりし、一時1ドル=160円20銭を付けた。米早期利上げ観測が強まり、円安ドル高の圧力が高まった。日米協調の円買い介入があった7月31日以来、初めて160円台を付けた。円安基調が変わらず節目を突破し、介入の効果は約4週間で陰りが出てきた。
日本の財務省が28日発表した7月30日~8月26日の円買いドル売りの介入額は、月次ベースで過去最大となる総額15兆3993億円だった。円相場は介入前の7月下旬には対ドルで一時164円に迫っていた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長が28日の講演で、米インフレの高止まりに懸念を表明し、利上げに含みを残した。発言を受けて、米長期金利が上昇し、日米金利差が意識されて円を売ってドルを買う動きが優勢だった。
日本政府、日銀は7月30日に為替介入を実施。翌31日には米当局が協調介入し、ユーロを売って円を買った。円相場は協調介入の直後に一時155円台前半まで急騰した。
























