カンボジアでの生体腎移植を巡る有償あっせん事件で、手術を希望する患者の検査をし、現地の病院宛ての紹介状を作成したとして、警視庁などの合同捜査本部は4日、臓器移植法違反ほう助の疑いで、大阪市内の医療機関の男性院長(73)=大阪府豊中市=を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、院長は、同法違反罪で起訴された一般社団法人「国際医療相談室」の実質的運営者菊池仁達被告(66)から検査を依頼された。謝礼として複数回に分けて約300万円を手渡されたという。紹介状には検査結果が記され、現地で患者に適合するドナーを選ぶのに使われたとみられる。