玉城デニー氏
 玉城デニー氏

 沖縄県知事選で敗れた現職玉城デニー氏は13日夜、自身を誹謗中傷する投稿やデマが交流サイト(SNS)上などで横行したとして「ひどいありさまが野放しになっている」と記者団に述べた。陣営幹部はうち一部について、刑事告訴の準備を進める方針。玉城氏は国によるSNS対策を求めた。

 玉城氏側への中傷は、3月に名護市辺野古沖で2人が死亡した船転覆事故後からSNSで飛び交った。知事選期間中には、玉城氏に似た人物が工事車両にひかれるような動画も拡散した。

 玉城氏の選挙事務所によると、11日には玉城氏を装った偽メールが県内各所に一斉送信された。「『沖縄県』を『琉球県』に改称する」「投票した方へお礼の品を渡す」という事実無根の内容。事務所は、刑事告訴に向けた法的手続きを準備するとの声明を出した。

 知事選で勝利した古謝玄太氏は選挙期間中、記者団からSNSによる選挙への影響を問われ「私もSNSを開くのは怖い。どう規制していくのかは、知事選だけでなく、これからの大きな課題だ」と語った。