ソニー生命保険の看板
 ソニー生命保険の看板

 ソニー生命保険の社員が顧客から金銭を詐取していた問題を巡り、金融庁が保険業法に基づき検査のため同社へ立ち入っていたことが、15日分かった。不正の原因や経営管理の実態を詳しく調べる方針。体制の不備が明らかになれば、業務改善命令などの行政処分に踏み切る可能性がある。

 ソニー生命は、11日に営業社員3人が顧客から計5490万円を詐取していたと新たに公表した。うち千葉県の支社に所属していた男性社員は13人の顧客に未公開株への投資を持ちかけていた。

 ソニー生命は社内調査を始めており、12月中旬をめどに進捗状況を公表する予定。金融庁は4月に保険業法に基づく報告徴求命令をソニー生命に対して実施し、聞き取りを進めていた。その後、ソニー生命は金融庁から立ち入り検査の通知を受け取っていた。