慶応大は今年の慶応医学賞に、先端ゲノム解析でがんの発生・進化原理を解明した京都大の小川誠司教授(64)と、細胞内のタンパク質に関する仕組みを明らかにした独マックス・プランク生化学研究所のF・ウルリッヒ・ハートル教授(69)を選んだ。発表は18日付。
小川氏は、重要ながん関連遺伝子の異常を発見し、がん組織だけでなく正常組織に蓄積する体細胞変異を解析。正常細胞からがんに至る過程を明らかにした。がんの遺伝学的基盤の解明で、がん研究に変革をもたらしたことが評価された。
ハートル氏は、タンパク質が細胞内で「分子シャペロン」の助けを受け、正常な機能を獲得するために折り畳まれる仕組みを明らかにした。基礎医学から臨床医学まで、極めて大きな影響を与えたことが評価された。























