国立がん研究センターや東北大などのチームは18日、上部尿路がんの術後の再発予防に、抗がん剤「ピラルビシン」をぼうこう内に投与する治療が有効だとする研究結果を発表した。上部尿路がんでは患者の2~5割にぼうこう内の再発が認められており、伊藤明宏東北大教授(泌尿器科)は「これまで有効な予防策がなかったが、患者負担を大きく軽減することが期待できる」と話した。
上部尿路がんは腎臓の一部の腎盂と、尿管に発生するがんの総称。ステージ0~3で見つかった場合、がんが発生した側の腎臓から尿管までを外科手術で切除する。標準治療の経過観察では再発すると、ぼうこう鏡検査などの治療が必要となるほか、進行するとぼうこう摘出にもつながる。























