古代ギリシャの英雄叙事詩に基づく映画「オデュッセイア」が世界的にヒットし、ギリシャの観光業界は来訪者増加の波及効果を期待する。政府観光局のアンジェラ・バレラ理事長は、今回の作品も盛り込んだ新たな対日宣伝の企画を来年打ち出す予定だと共同通信の取材に明らかにした。
バレラ氏によると2025年に外国からギリシャを訪れた旅行者は約4331万人となり、過去最高を更新した。ギリシャにとって日本は「1970年代に最重要市場の一つだった」が、昨年の旅行者は約7万5千人。新型コロナウイルス流行前の19年の水準(約11万人)を下回ったままだ。
それでも同観光局は28年までのマーケティング計画で、日本を遠距離地域の中で重点市場の一つと位置づけている。
日本向けの新たな宣伝企画について「ギリシャの現代と歴史を日本の人々に知ってもらいたい。(映画)オデュッセイアも戦略の一部となる」と説明した。「ギリシャの自然の美しさや文化、ギリシャ風のおもてなし」をアピールするとしている。(アテネ共同)























