愛知・名古屋アジア大会の野球で22日、世界各地のパレスチナ人で構成するパレスチナ代表が日本と対戦した。自治区ガザがイスラエルに封鎖された状況下、故郷への誇りを胸に集結。0-15のコールド負けにも、主将のハリーム・ユニス(29)は「悔いはない。パレスチナを代表できて光栄だった」と語った。
チームは米国やカナダなどに住むパレスチナ人らで結成。米中西部シカゴを拠点に練習や試合に励んできた。ガザからの大会参加はかなわず、捕手スボ・タリク(34)は「胸が張り裂ける思いだ」と声を絞り出した。
ガザでは2023年、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が勃発した。ガザに野球を広めたアハマド・タフェシュさん(45)は選手だった次男を空爆で亡くし、封鎖のため今回訪日も断念。ガザから「誇りを持ってプレーしてほしい」と仲間にエールを送る。
試合は終始日本ペースで進み五回コールドに。ギーエン監督は「守備が雑だった」と振り返ったが、会場からは選手らに温かい拍手が送られた。(共同)























